題は嵐の終わり。大粛正も佳境に入り、エジョフに全ての責任を押しつけて完了となる。エジョフには同情は出来ないけれど、哀れ過ぎる。

大粛正とはいったいなんだったのか?最後の方にまとめがあるが、私には良く分からない。最初は、富農や地方幹部とやる夫の戦いだったはずなのに、何がやりたいのか解らなくなってくる。

レーニンに連なる者達を一掃したかったのか?結果的にはそうなり、やる夫の独裁体制が確立した。

今までに無い、新しい国家を作ろうとした人達の物語ではあり、数ある失敗の一つだと言う言い方をされているが、そんな物にまきこまれたんぢゃたまらない。

社会主義や共産主義は耳に心地よいし、誰もが平等な社会と言うのは一見、理想の社会に見える。但し、尽く失敗してきたのは決定的な欠陥があるんだろうと思う。

 

げに恐ろしきは、諦めない男達なのかねぇ。社会主義国の建国を途中で諦めたなら、あそこまでひどい事にはならなかった気もする。

独ソ戦は、ヒットラーが一方的にソ連に攻め込んで英米からフルボッコにされるんだけど、大粛正の内実を知ってたら、英米もあそこまでソ連を支援したかねぇ?

まあ、冬戦争も見なかった事にしてるから協力はしたろうけど、ソ連の国力を削ぐ様なやり方もあったんぢゃなかろうか?